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ダーネビルケ Danevirke

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世界大百科事典 第2版の解説

ダーネビルケ【Danevirke】

ユトランド半島南端をほぼ東西に走る土塁群。〈デンマーク人の堡塁〉を意味し,南すなわちドイツからの攻撃に備えたものである。建設はほぼ3期に分かれる。第1期は730年ころ,シュライ湾南部の両側に位置し,のちに建設される交易地ヘゼビュー(ハイタブ)はこの防衛線より南にある。第2期は9世紀初め,ヘゼビューより南に建設された。第3期は10世紀前半で,ヘゼビューを大きく囲む半円形の壁として構築された。 第2期工事については《フランク王国年代記》の808年の項に,デンマーク人の王ゴトフレドがスリエストルプSliesthorp(ヘゼビュー)に進軍し,ザクセン人に対する境界を防衛すべく東西に走る土塁を築いたとある。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のダーネビルケの言及

【デンマーク】より


【歴史】
 エルテベレ貝塚など中石器時代の遺跡も知られるが,800年ころに始まる〈バイキング時代〉からデンマークの歴史時代が開始される。デンマーク最初の王たちは自地域の最南に土塁〈ダーネビルケ〉を構築し,交易地ヘゼビュー(ハイタブ)の防衛と祖国防衛に力を注ぎ,この活動の延長上に,王の率いるバイキング活動が存在し,フランク王国とはアイダー川を国境として約定した(811)。やがてイェリングの地で興った王家は,970年ころハーラル青歯王Harald Blåtand(在位935ころ‐985ころ)治下で王国をキリスト教化し,その子スベン1世がイングランドを征服しその王を兼ね(1014),その次男クヌット2世が1016年イングランド王位に就き,18年兄ハーラル2世の没後はデンマーク王を兼ね,さらに28年ノルウェー王にも推戴され,3王国の王となった(これは北海帝国と呼ばれる)。…

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