チベット・ビルマ語族(英語表記)Tibeto-Burman

山川 世界史小辞典 改訂新版 「チベット・ビルマ語族」の解説

チベット・ビルマ語族(チベット・ビルマごぞく)
Tibeto-Burman

一般にはシナ・チベット語族の一分枝としてチベットビルマ語派と呼ばれている。中国青海省,甘粛省,四川省雲南省西蔵自治区ネパールシッキムブータンアッサム,ミャンマー北部,タイ北部,ラオス北部などにほぼ連続的に分布する。チベット語は7世紀から,ビルマ語は12世紀から,それぞれ独自の文字による記録を残す。西夏語,ロロ語,ナシ(納西)語なども独自の文字体系を持っていた。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報