チャオパイ河(読み)チャオパイが(その他表記)Chaobai he

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チャオパイ河」の意味・わかりやすい解説

チャオパイ(潮白)河
チャオパイが
Chaobai he

中国北東部を流れる川。ホーペイ (河北) 省北部のイエンシャン (燕山) 山脈に発するチャオ (潮) 河とパイ (白) 河が,ペキン (北京) 直轄市北東部のミーユン (密雲) 県で合流してチャオパイ河となる。従来はそれから南流してトン (通) 県より下流ペイ (北) 運河と呼ばれ,テンチン (天津) でハイ (海) 河に流入していたが,氾濫の多い川であった。 1958年以後,上流にミーユンダムが建設され,また放水路としてチャオパイ新河が掘られ,シャンホー (香河) 県を経てテンチン市に入り,ペイタン (北塘) でポー (渤) 海に注ぐようになった。灌漑面積も飛躍的に増大し,ダムはペキン市の都市用水源にもなっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の年中行事。年末に天井や壁にたまった煤を取除き大掃除をすること。近年は正月休みに入る 12月 29日とか 30日が多いが,伝統的には 12月 13日に行なった。この日は正月を迎えるための準備を開始...

煤払いの用語解説を読む