コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

チヤンリン(江陵)県 チヤンリンJiangling

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

チヤンリン(江陵)〔県〕
チヤンリン
Jiangling

中国華中地方,フーペイ (湖北) 省南部,チャン (長) 江北岸にある県。チンチョウ (荊州) 地区の行政中心地がある。春秋時代に楚の文王国都をおいた古都で,北郊に紀南城と呼ばれる旧跡が残っている。秦による統一後もチャン江水運の要地として重要視され,漢代に江陵県がおかれた。東晋以後は荊州の治所で,五代十国では荊南の国都であった。明・清代には荊州府の府治。チャン江の河道が南へ移動したため,外港のシャーシー (沙市) に繁栄が移った。市街は三国時代関羽の創設と伝えられるが,明・清代の建造で,城壁に囲まれる。人民共和国成立後は工業の発展が著しく,機械,自動車,モータ,ゴム,化学肥料トラクタなどの工場がある。チン (荊) 緞と呼ばれる絹織物を特産。西部の開元観は,唐の様式による明代の建造物で,付近に博物館もある。人口 95万 2003 (1990) 。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

チヤンリン(江陵)県の関連キーワードシャーシー(沙市)特別市チンチョウ(荊州)地区