チュウファナッツ(その他表記)Cyperus esculentus; chufa nut; earth almond

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チュウファナッツ」の意味・わかりやすい解説

チュウファナッツ
Cyperus esculentus; chufa nut; earth almond

カヤツリグサ科多年草。北アメリカ,ヨーロッパ,アジアなどに産し,また栽培もされる。ショクヨウガヤツリとも呼ばれる。茎は高さ 20~100cm,葉は線形で茎と同長。7月頃小穂を散形状に頂生する。細長い地下茎を出しその先に塊茎をつける。塊茎は長楕円形で長さ 13~18mm,内部は白色糖分脂肪に富み風味がよく食用にする。また,この塊茎をしぼって得たジューススペインなどで清涼飲料とされる。植物体にかなりの量の油を含み,この油をチュウファオイル,タイガーナッツオイルなどと呼ぶ。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む