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テアゲネス Theagenēs

世界大百科事典 第2版の解説

テアゲネス【Theagenēs】

古代ギリシアのメガラ僭主。生没年不詳。富裕者の家畜の群れを屠殺することによって民衆の信頼を得,前640年から前620年ころにかけて僭主の座を保つ。その娘むこであったアテナイのキュロンが,前632年ころにデルフォイの神託をうかがってクーデタを起こし,政権を奪取しようとしてアクロポリスを占領したときに,テアゲネスは兵力をもって支援した。しかし,このたくらみは破れ,やがてテアゲネス自身もメガラから追い払われた。

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世界大百科事典内のテアゲネスの言及

【ギリシア神話】より

… ギリシア神話についての解釈もギリシア自身に始まる。前6世紀の自然哲学者クセノファネスはその擬人観を批判したし,同じ世紀のテアゲネスTheagenēsは神々を擬人化された自然力または倫理的原理とみなすことで神々の栄誉を救おうとした。寓意的解釈の濫觴(らんしよう)であった。…

※「テアゲネス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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