テアトル・コメディ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

テアトル・コメディ

劇団名。金杉惇郎長岡輝子夫妻,森雅之らを中心に 1931年結成。左翼演劇全盛期の新劇のあり方に反発して,M.アシャールの『ジャン・ド・ラ・リュンヌ』で旗揚げ,以後も主としてブールバール喜劇を上演。プチブル趣味といわれながら異色の活動を展開した。 34年には『藤原閣下の燕尾服』を上演し,作者の飯沢匡 (当時伊沢紀) を世に送り出した。代表作はほかにクルトリーヌの『わが家の平和』 (1932) ,ビルドラックの『商船テナシティ』 (33) など。 36年解散。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

いざなぎ景気

1965(昭和40)年11月から70(昭和45)年7月にかけて57カ月続いた戦後最長の消費主導型景気拡大局面のこと。名目成長率は毎年2桁で推移した。これに先立つ1955~56年の「神武景気」や58年~...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android