コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

テフラ年代学 tephrochronology

1件 の用語解説(テフラ年代学の意味・用語解説を検索)

法則の辞典の解説

テフラ年代学【tephrochronology】

火山の大噴火によって,莫大な量の火山灰テフラ)が噴出すると,これが広域にわたって堆積する.この組成はかなり均一性が高いし,地質学や考古学の歴史に比べると火山噴火ははるかに短時間の事象であるから,同時性を確かめるための有効な手段である.アメリカ大陸のように火山が西端部分に分布していると,この堆積物は広範囲で検出可能であるが,わが国でも有名なものとしては,アカホヤテフラ(鬼界カルデラの噴火,7.3ka),ATテフラ(姶良カルデラの噴火,26ka)のほか,長白山(白頭山,10世紀),鬱陵島(10.7ka),富士山(宝永の噴火,1707年),浅間山(15ka,1108年,1783年),十和田湖(15ka,8ka,6ka),榛名山(6世紀),樽前岳(1667年,1739年)などのテフラによる遺跡の年代決定が行われている(単位のkaは一千年(以前)を意味する).

出典|朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

テフラ年代学の関連キーワード噴火の規模火砕丘降灰複成火山噴煙火山灰丘火山灰流火山放出物火山灰凝灰岩火山礫質火山灰

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone