テュイルリー宮殿(読み)テュイルリーきゅうでん(英語表記)Palais des Tuileries

旺文社世界史事典 三訂版 「テュイルリー宮殿」の解説

テュイルリー宮殿
テュイルリーきゅうでん
Palais des Tuileries

パリルーヴル宮殿に連結した王宮
16〜17世紀にかけて建築が進み,ルイ14世のときに完成。絶対君主の居城であるとともに,美の殿堂の観を呈した。その後,王はヴェルサイユに居城を移したが,フランス革命の際,ルイ16世はここへつれもどされ,1792年8月(8月10日事件)には民衆襲撃を受けた。その後増改築が行われたが,パリ−コミューンの際に焼け,その一部を失った。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android