法則の辞典 「テヴナンの定理」の解説 テヴナンの定理【Thevenent theorem】 鳳‐テヴナンの定理*と呼ばれることもある.図(a) のような回路網の二端子に,インピーダンス ZR を接続したとき,ここに流れる電流は図(b) のような等価回路で表現可能である.ここでEOC は ZR の接続された二端子の解放電圧で,Z はこの二端子より回路網をみたときの等価インピーダンスである(この定理は最初にヘルムホルツが発見したものであり,本来,ヘルムホルツの定理*と呼ぶべきだという主張もあるが,混同を避けるためか,テヴナンの定理,あるいは,鳳‐テヴナンの定理と呼ばれている). 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報