法則の辞典 「鳳‐テヴナンの定理」の解説 鳳‐テヴナンの定理【Ho-Thevenin's theorem】 ある回路網の任意の2点をa,bとして,この間に任意のインピーダンス Z を接続したとき,Z を流れる電流 I は で与えられる.ただし V は Z がない場合のa,b間の電位差,Z′ は2点a,bから回路網をみたときのインピーダンスである. 回路を内部抵抗つき電圧源と見なそうというのが鳳‐テヴナンの定理である.これに対してノートンの定理*では内部抵抗つき電流点と見なしている.「鳳」はわが国の電気工学の開拓者の一人である鳳秀太郎博士(与謝野晶子の長兄)による. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報