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ディカステリオン dikastērion

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ディカステリオン
dikastērion

古代ギリシアにおいて裁判所を意味する語。アテネでは前6世紀初めには民会 (エクレシア ) または民会の委員会が役人によって出された判決に対する訴えを聞く場所であったが,その後,裁判はまったくのしろうとである一般市民が構成する民衆法廷 (ヘーリアイア ) によって司られるようになった。取扱う事件により陪審員の数は異なるが,数百人,ときには 6000人に達する場合もあったが,年齢は 30歳以上と制限された。

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世界大百科事典内のディカステリオンの言及

【裁判】より

…これはその後消滅したらしいが,前5世紀中葉復活した(30人)。 アテナイの民主化に伴い裁判制度も整備され,アレオパゴス会議の権限が縮小され,評議会,民会,裁判所(ディカステリオンdikastērion)に移されたが,同盟諸市の事件さえアテナイの法廷に持ち出されねばならなくなったことは,アテナイ帝国主義の一つの現れであった。古典期アテナイの裁判官dikastaiは一般市民から選出される陪審者であって,近代国家の判事や検察官や弁護士というものはなかった。…

※「ディカステリオン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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