ディジェリドゥー

百科事典マイペディアの解説

ディジェリドゥー

オーストラリア先住民族(アボリジニー)のトランペット属の木管楽器ユーカリ大枝の一端に穴をあけ,そこに白蟻をいれて芯を食べさせて作る。長さは一般的には1〜1.5m。2.5m以上のものは儀式に用いられる。ほとんど音高の変わらない持続低音として音を響かせるため,男性が循環呼吸で吹く。拍子木とともに歌や踊りの伴奏に用いられる。

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世界大百科事典内のディジェリドゥーの言及

【オーストラリア】より

… 歌の伴奏として使われる楽器とその用法は地域によって異なるが,リズム棒や狩猟用具でもある木製のブーメランのような単純な打楽器,そして手拍子や身体を打つ音などで踊りのリズムを強調する。堅い木に白蟻が孔をあけた木製の長いトランペット(またはドローン・パイプ)であるディジェリドゥーdidjeriduは,北部にのみ演奏され,専門的な訓練を要求される複雑な演奏技法により,明確なリズムをもった低音の連続音が出される。さらに,成人式を受けた男性のみの秘密の儀式で,ブル・ロアラー(うなり木)なども用いられるが,これらの楽器は超自然的な存在,またその声を表すといわれている。…

※「ディジェリドゥー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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