コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ディラックの宇宙論 Dirac's theory of universe

法則の辞典の解説

ディラックの宇宙論【Dirac's theory of universe】

宇宙の半径 RU,全質量 MU,宇宙構造を支配する重力の強さを定める重力定数 G などの「宇宙的な物質量」と,プランク定数*h,電子の電荷 e,電子や陽子の質量 mpme,などのミクロな物理量の間には次のような数量的関係がある.

ディラックはこの関係は偶然のものではなくて,宇宙的量でもって物理法則が支配されているものと考えた.したがって膨張宇宙では RU が時間的に変化するのだから,ほかの量も時間的に変化していると推論したのである.つまり,宇宙の諸法則が過去においては現在と異なった物理法則が支配していたことになる.大数仮説*と呼ばれることもある.

出典|朝倉書店法則の辞典について | 情報

ディラックの宇宙論の関連キーワードプランク定数重力定数大数仮説物質量電子電荷

今日のキーワード

大義

1 人として守るべき道義。国家・君主への忠義、親への孝行など。「大義に殉じる」2 重要な意義。大切な事柄。「自由平等の大義を説く」...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android