デリバティブ取引(読み)デリバティブトリヒキ

デジタル大辞泉 「デリバティブ取引」の意味・読み・例文・類語

デリバティブ‐とりひき【デリバティブ取引】

先物取引・先渡し取引オプション取引スワップ取引などの金融派生商品の取引。派生商品取引。→デリバティブ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「デリバティブ取引」の解説

デリバティブ取引

株式債券金利為替など原資産となる金融商品から派生した金融派生商品(デリバティブ)を対象とした取引。主なものに、先物取引(将来売買する商品の売買条件をあらかじめ決めておく取引)、オプション取引(将来商品を売買する権利をあらかじめ購入する取引)、スワップ取引(金利や通貨などをあらかじめ約束した条件で交換する取引)がある。原資産の取引より少ない投資金額で大きな取引ができること、投資商品の価格が値下がりした場合にも収益が得られることが主な特徴で、リスク回避や効率的な資産運用手段として活用されている。

(2013-3-6)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

会計用語キーワード辞典 「デリバティブ取引」の解説

デリバティブ取引

デリバティブ取引とは、伝統的な金融商品の株式や債券から様々なノウハウ金融工学によって派生した商品のことを、デリバティブ取引といいます。デリバティブ取引は、時価評価原則として行われます。時価評価が適当でない場合は、ヘッジ会計が適用されます。デリバティブ取引には、主にこんなものがあります。・先渡取引 ・先物取引 ・オプション取引 ・スワップ取引

出典 (株)シクミカ:運営「会計用語キーワード辞典」会計用語キーワード辞典について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android