オプション取引(読み)オプションとりひき(英語表記)option

翻訳|option

共同通信ニュース用語解説 「オプション取引」の解説

オプション取引

株式債券といった金融商品自体ではなく、あらかじめ定められた期日に定められた価格で金融商品を売ったり買ったりする権利を取引するデリバティブ(金融派生商品)の一種。権利の買い手は売り手に「プレミアム」と呼ばれるオプション料を支払う。少ない資金から取引できるため、現物への投資に比べて高い利益を生む可能性がある一方で、損失が拡大するリスクもある。(共同)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オプション取引」の意味・わかりやすい解説

オプション取引
オプションとりひき
option

ある特定の金融商品を,一定期間内にあらかじめ定めた価格で買う権利 (コール・オプション) または売る権利 (プット・オプション) を取引すること。これを債券,株式,通貨などに対して現物取引先物取引に適用することにより,相場変動のリスク・ヘッジ (かけつなぎによるリスクの軽減防止) が可能となる。いずれの場合も,権利の買い手は売り手に対して,リスク回避のための代価 (オプション・プレミアム) を支払うことになっているため,投資,投機手段となりうる。

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