デジタル大辞泉
「金融派生商品」の意味・読み・例文・類語
きんゆうはせい‐しょうひん〔‐シヤウヒン〕【金融派生商品】
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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金融派生商品
きんゆうはせいしょうひん
derivative financial instruments
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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金融派生商品 (きんゆうはせいしょうひん)
本来は,株式や為替などの取引で生じる損失を回避するために開発された高度な金融技術を使った金融商品。英語でfinancial derivativesといい,単にデリバティブとも称する。将来の相場の変動を予測して行う先物取引や変動金利と固定金利を交換する金利スワップ取引,異なる通貨建ての債務を交換する通貨スワップ取引,オプション取引などをさす。デリバティブ取引は1970年代にその原形としての取引が始まり,現在の形としては72年に円やマルクの通貨先物がシカゴ商業取引所(CME)に上場されたのが始まりである。
執筆者:編集部
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の金融派生商品の言及
【モンテカルロ法】より
…(6)さまざまな物理的現象が偏微分方程式によって記述されるが,その解を求めること。 最近になって,デリバティブ(金融派生商品)の価格評価等の分野では,大規模な問題に対する解を,かなりの精度で,しかも短時間に出したいという要望が出されるようになった。このため,乱数の代りに準乱数と呼ばれる特別な数を使用する準モンテカルロ法という方法も使われるようになってきた。…
※「金融派生商品」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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