デルヴィーシュ(英語表記)derviş[トルコ],darvīsh[ペルシア]

山川 世界史小辞典 改訂新版 「デルヴィーシュ」の解説

デルヴィーシュ
derviş[トルコ],darvīsh[ペルシア]

イスラーム世界一般ではスーフィー教団に属する修道者を,イラントルコ中央アジアでは特にその托鉢(たくはつ)者を意味する。ペルシア語と考えられているが,正確な語源は不明である。スーフィー教団の組織化は12世紀に始まり,主要なものにカーディリー教団メヴレヴィー教団ベクタシュ教団などがある。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android