デーオーガル(その他表記)Deogaṛḥ

改訂新版 世界大百科事典 「デーオーガル」の意味・わかりやすい解説

デーオーガル
Deogaṛḥ

インド北部,ウッタル・プラデーシュ州南部のラリトプルの南約30kmにある村で,俗に〈十化身堂〉と呼ばれる石積寺院があることで知られている。外壁の〈アナンタ竜の上に横臥するビシュヌ〉など3面の高浮彫一説に6世紀初期とされ,力のみなぎった豊かな肉体均整のとれた調和ある表現特色とするグプタ時代ヒンドゥー教美術の代表作。東の山上には9~12世紀の30以上のジャイナ教寺院があり,多数の彫像が現存する。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む