トゥールニュ(英語表記)Tournus

世界大百科事典 第2版の解説

トゥールニュ【Tournus】

フランス中東部,ソーヌ・エ・ロアール県の町。人口約6000。ソーヌ川右岸に位置。ウァレリアヌスの墓上に創設された修道院は,9世紀にノアールムーティエ島からフィリベルトゥスの聖遺物がもたらされて大いに繁栄。その名を冠するロマネスク様式の旧修道院教会サン・フィリベール(11世紀初め~12世紀初め)は,城塞風西構え,独創的横断穹窿の身廊,方形放射状祭室等を有し,その装飾を排したバラ色の石材による建築は,クリュニー派とは別個のブルゴーニュ地方の代表的傑作として名高い。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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