ノアールムーティエ島(読み)ノアールムーティエトウ(その他表記)Île de Noirmoutier

デジタル大辞泉 「ノアールムーティエ島」の意味・読み・例文・類語

ノアールムーティエ‐とう〔‐タウ〕【ノアールムーティエ島】

Île de Noirmoutier》フランス西部の島。大西洋ビスケー湾にあり、ペイ‐ド‐ラ‐ロアール地方、バンデ県に属す。本土とは1971年に建設された橋のほか、干潮時に現れる砂州パサージュ‐デュ‐ゴワで結ばれる。ジャガイモミモザ栽培が盛ん。海岸保養地として有名。バイキングに対する防備のために建設された城塞が残る。2017年、島の大部分を占める塩性湿地周辺海域ラムサール条約に登録された。ノアールムティエ島。

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改訂新版 世界大百科事典 「ノアールムーティエ島」の意味・わかりやすい解説

ノアールムーティエ[島]
Île de Noirmoutier

フランス西部,ロアール河口に近い大西洋岸の島。面積57km2人口8229(1975)。北西から南東に細長くのび,南端と本土間の800mほどの海峡には,1971年に有料橋が完成したが,引潮時に現れる〈ゴアの通路〉は今なお自動車交通に用いられている。島は当初ヘル,680年に修道院が置かれて以後ヘリ・モナステリウムとよばれるようになり,これがなまって現名となった。修道院の遺構は教会として残っており,ミモザの名所〈シェーズの森〉や城館などが有名。島の北部は高い岩山であるのに対し,南は低い砂丘地帯で,塩田漁港があるが,農漁業製塩業は衰退が目立つ。近年パリやナントの人々の海浜保養地として発展し,夏季には滞在客が多く,常住人口より住宅数の多い集落もある。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ノアールムーティエ島」の意味・わかりやすい解説

ノアールムーティエ島
のあーるむーてぃえとう
Île de Noirmoutier

フランス西部の島。面積48平方キロメートル、人口9592(1999)。バンデー県の沖に位置し、同県に属する。1971年本土との間に架橋された。近年は漁業よりも製塩、カキ養殖、野菜や花卉(かき)(とくにミモザ)の栽培が盛んで、温和な気候を利用して促成栽培が行われ、夏には保養地としてにぎわう。中心地はノアールムーティエ・アン・イルNoirmoutier-en-I'lleで人口は5001(1999)。

[高橋 正]

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