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トリニトロベンゼン trinitrobenzene

大辞林 第三版の解説

トリニトロベンゼン【trinitrobenzene】

ベンゼンに硝酸と硫酸の混合物を作用させてつくる爆薬。化学式 C6H3(NO23 で三種の異性体がある。 1 、 3 、 5 - 体は白色針状結晶で TNB ともいい、 TNT より爆発力が強い。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

トリニトロベンゼン
とりにとろべんぜん
trinitrobenzene

芳香族ニトロ化合物の一つ。正しくは1,3,5-トリニトロベンゼン(略称TNB)。これ以外に、1,2,3-トリニトロベンゼンと1,2,4-トリニトロベンゼンの二つの異性体が存在するが重要でない。白色結晶。TNT(トリニトロトルエン)を酸化して得た2,4,6-トリニトロ安息香酸の脱炭酸反応により合成する。水に溶けず、エタノール、エーテルに溶ける。徐々に加熱すると昇華するが、急激に加熱すると爆発する。爆薬ではあるが、合成しにくいため広くは用いられない。[谷利陸平]

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