トレンチ掘削調査(読み)トレンチくっさくちょうさ

最新 地学事典 「トレンチ掘削調査」の解説

トレンチくっさくちょうさ
トレンチ掘削調査

trench excavation survey

活断層を横切る溝(トレンチ)を掘って人工的に断層露頭を作り出し,断層の活動履歴(活動時期・変位量など)を解明する調査法。調査地点としては,断層の位置を精度良く把握でき,さらに過去の断層活動の記録媒体となる若い地層が連続的に堆積している箇所が望ましい。断層を横切る1本の溝を掘るのが基本であるが,横ずれ断層の場合には,断層に平行な溝を掘削して地層の変形構造を三次元的に復元し,横ずれ変位量を求めることもある。1970年代以降に,活断層の活動履歴調査法として世界中に普及した。日本では,1943年鳥取地震時に出現した鹿野断層で,最初のトレンチ掘削調査が1978年に行われた。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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