島弧-海溝系(読み)とうこかいこうけい

最新 地学事典 「島弧-海溝系」の解説

とうこかいこうけい
島弧-海溝系

island arc-trench system

弧状列島海溝とが平行に,組になって形成している活動帯。リフト系と対立し,リフト系とともに地球表面を取り巻く。地震活動や火山活動が盛んで,それらは6,000m以深の海溝に平行に走る地帯に分布する。広義にはアンデスのような大陸縁にある弧状山脈(大陸縁弧)を含むが,狭義には列島弧に限る。狭義に用いた島弧海溝系に対して,大陸縁弧を陸弧海溝系ということがあり,また両者を合わせて弧海溝系(arc-trench system)と呼ぶことが多い。これらはすべて,プレートの収斂れん境界,しかも海洋プレート大陸プレートの下へ沈み込むような境界に沿って発達する。沈込みに伴って沈降した部分が海溝であり,沈込みが原因で隆起した部分が島弧または大陸縁弧であると考えられる。参考文献上田誠也ほか(1970) 弧状列島,岩波書店

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百科事典マイペディア 「島弧-海溝系」の意味・わかりやすい解説

島弧・海溝系【とうこかいこうけい】

互いに平行に分布する弧状列島と海溝のペアからなる変動帯。海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込むところと考えられ,深発地震や火山活動が盛ん。日本列島はその典型。広義には,アンデス山脈のような大陸の縁にある陸弧・海溝系も含む。リフト系に対するもので,リフト系と対になって地球を取り巻いて分布する。
→関連項目日本列島

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