ドラウパディー(英語表記)Draupadī

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ドラウパディー」の意味・わかりやすい解説

ドラウパディー
Draupadī

インドの大叙事詩『マハーバーラタ』の女主人公。パンチャーラ国の王ドゥルパダの娘。自選婚の競技金的を射たアルジュナを夫として選んだが,彼の母クンティー夫人の言葉に従って,彼ら5人兄弟の共有の妻となった。長兄ユディシュティラ賭博で自分自身をまで賭けて負け,さらに妻のドラウパディーを賭けるようにしむけられた。それによって相手方からいろいろと侮辱を受けたが,よく耐えた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android