侮辱(読み)ブジョク

デジタル大辞泉 「侮辱」の意味・読み・例文・類語

ぶ‐じょく【侮辱】

[名](スル)相手を軽んじ、はずかしめること。見下して、名誉などを傷つけること。「侮辱を受ける」「他民族を侮辱する」
[類語]恥辱ちじょく屈辱汚辱はずかしおとしめる嘲る見下す見くびる侮る見下げる卑しめる蔑む嘗める辱める虚仮こけにする馬鹿にする泥を塗る愚弄翻弄嘲弄軽蔑軽侮自嘲侮蔑陵辱蔑視

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「侮辱」の意味・読み・例文・類語

ぶ‐じょく【侮辱】

  1. 〘 名詞 〙 見くだして恥をかかせること。はずかしめ。〔改訂増補哲学字彙(1884)〕
    1. [初出の実例]「剰へ叔母やお勢の居る前で、嘲笑した侮辱した」(出典:浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉二)
    2. [その他の文献]〔荀子‐楽論〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「侮辱」の読み・字形・画数・意味

【侮辱】ぶじよく

あなどり辱める。〔後漢書、張敏伝〕初中、人の、人の辱するり、其の子之れをせり。肅宗其の死刑を貰(ゆる)し、して之れを宥(ゆる)す。自後、因りて以て比と爲す。

字通「侮」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android