ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ドーバー海峡横断レース」の意味・わかりやすい解説 ドーバー海峡横断レースドーバーかいきょうおうだんレース ドーバー海峡を横断する遠泳。一般に海峡横断レースはチャネルスイミング channel swimmingといわれ,ドーバーレースはその代表例。距離は潮流の変化により一定しない。 1875年8月 25~26日にイギリスの軍人マシュー・ウェッブが,イギリスのドーバーとフランスのカレーの間約 33kmを 21時間 45分で泳いだのが最初。その後盛んに行なわれるようになり,1926年には女子の泳者も横断に成功している。日本人では 1982年に大貫映子が最初の横断者となった。現在は海峡横断協会が主催し,記録を認定する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by