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ナウムブルクの作家 ナウムブルクのさっかNaumburger Meister

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ナウムブルクの作家
ナウムブルクのさっか
Naumburger Meister

ドイツ・ゴシック彫刻の最も重要な作家。ナウムブルク大聖堂の彫像以外には何も知られていないので,この名で呼ばれる。ナウムブルク大聖堂の西内陣は 1250年頃から 1570年頃までに制作されたが,最も早く制作された 12体の寄進者の像と一連のイエスの受難と磔刑の浮彫を制作した工房の長。ドイツ生れで,たぶん北フランスで修業したと考えられる。ドイツ各地に彼の作品と思われるものが残る。情緒,感情表現を前代までの理想的,記念碑的彫刻に結びつけ,中世美術の新しい面を開いた。

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世界大百科事典内のナウムブルクの作家の言及

【ナウムブルク】より

…堂内には,13世紀前半のドイツ彫刻の傑作にあげられる西内陣の仕切り壁浮彫(受難伝)と寄進者像がある。生き生きとした立体表現を備えた,これらの作品群を手がけた〈ナウムブルクの作家Naumburger Meister〉と呼ばれる彫刻家の足跡は,その作風により,マインツや北フランスにまでさかのぼることができる。ほかにウェンツェル教会,モーリツ修道院教会,市庁舎等がある。…

※「ナウムブルクの作家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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