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ニコデミズモ nicodemismo

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世界大百科事典 第2版の解説

ニコデミズモ【nicodemismo】

イタリアの歴史家D.カンティモーリが初めて歴史学用語として援用した言葉。彼によれば,イタリア宗教改革史の第2期において,異端審問所の再開(1542)による弾圧を恐れて,表面ではカトリックの信仰を装いながら内心ではプロテスタントにくみしていたイタリアの知識階層の宗教的偽装の態度を指す。ニコデモの名が冠せられるのは,もともと,このような態度をとる者を〈夜ひそかにイエスを訪れたニコデモ〉(《ヨハネによる福音書》3:1以下)に擬して〈ニコデモの徒〉とカルバンが論難した(《ニコデモの徒への釈明》1544)ことに由来する。

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