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ニュンファエウム nymphaeum

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世界大百科事典 第2版の解説

ニュンファエウム【nymphaeum】

ニンフに献ぜられた聖所を意味するラテン語ヘレニズム時代から泉,水源地,都市内の水汲場にモニュメンタルな建造物が設けられるようになり,通常はその建物を指す。建物はフロンス・スカエナエfrons scaenae(舞台背景部分)を模したものや,エクセドラ形のものが多く,オリュンピアローマのセプティミウス・セウェルスが建立したセプティゾディウム,〈ハドリアヌスの別荘〉などのニュンファエウムが有名。【青柳 正規】

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のニュンファエウムの言及

【グロッタ】より

…ときには岩が怪奇にそそり立つ崖地,廃墟,人工の堡塁などをも指すが,建築・庭園の分野では人工的な洞窟ないし洞窟的な小房をこう呼ぶ。先史時代以来,洞窟は地母神や水神,生殖神などの信仰と結びついており,古代ギリシアやローマでは,湧水のある洞窟が神祠として崇敬され,やがて庭園内に洞窟に見たてた小祠(ニュンファエウム)を造ったり,浴場をそうした聖なる洞窟になぞらえることが行われるようになる。ルネサンス期にこの古代の風習が復活し,グロッタの名で,噴泉を擁した洞窟的な空間にさまざまの神話的彫像を配したものが,庭園の景物として用いられた。…

※「ニュンファエウム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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