ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ノブレ」の意味・わかりやすい解説
ノブレ
Nobre, António
[没]1900.3.18. フォスドドーロ
ポルトガルの詩人。 1890年パリにおもむき,政治学,法学を学ぶ。 95年帰国,領事官試験を受けて外務省に入り,スイス,アメリカなどに赴任。スイスで研修中,結核を病み,33歳の若さで死亡。ポルトガルの象徴主義的傾向を代表する詩人の一人であったが,その詩の独創性ゆえに同時代の人々から理解されなかった。代表作『孤愁』 Só (1892) ,『いとまごい』 Despedidas (1902) ,『最初の詩』 Primeiros Versos (21) など。
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