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ハイブリッド証券 はいぶりっどしょうけん hybrid securities

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知恵蔵2015の解説

ハイブリッド証券

債券と株式の両方の性格を持った証券。優先株劣後債、永久債、優先出資証券などがある。商品によっては、利息や配当支払いの繰り延べが可能であり、また株式とは異なるために発行に伴う株式の希薄化も避けることができる。さらに債券と異なり、返済の義務がないことも特徴である。このため、株式と債券のメリット併せ持つ証券として、発行する会社にとっては高い財務の柔軟性を持って資金調達することが可能となる。日本の大手銀行は自己資本規制をクリアするために資本充実が課題となっていたことから、数々のハイブリッド証券を発行している。これらのハイブリッド証券についてはその特性、詳細、算入限度などが金融庁によって明確に定められている。一般事業会社が発行する場合には、格付け会社がその証券の性質が資本と負債のどちらに近いか、を基準に格付けを判断することがある。

(熊井泰明 証券アナリスト / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

ハイブリッド‐しょうけん【ハイブリッド証券】

債券(負債)と株式(資本)の両方の性格を持つ証券。劣後債・永久債・優先株・優先出資証券など。会計上は負債とされるが、格付け会社は一定の基準により資本に組み入れて格付けする。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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