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優先出資証券 ユウセンシュッシショウケン

デジタル大辞泉の解説

ゆうせんしゅっし‐しょうけん〔イウセンシユツシ‐〕【優先出資証券】

協同組織金融機関が、資本を増やすために会員(普通出資者)以外の一般人に向けて発行する証券。協同組織金融機関の優先出資に関する法律(優先出資法)に基づく。所定の配当が会員に優先して行われるが、普通出資者総会における議決権がない。株式会社の優先株に似る。

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事業再生用語集の解説

優先出資証券

企業が資本増強のために発行する証券。引き受けた投資家は議決権が得られないかわりに一般的には普通株よりも高い配当を得られる。一定期間後に償還される社債のような面と、株式と同じように配当が繰り延べられる可能性があることなど、社債と株式の中間的な側面を持っている。国際決済銀行(BIS)の規制では中核的な自己資本に参入できるため、銀行が発行して資金を調達すると自己資本比率を押し上げる効果を見込める。国内銀行は特別目的会社を通じて海外市場で発行することが多い。金融不安が高まった1998年前後から発行が本格化した。

出典|(株)セントラル総合研究所事業再生用語集について | 情報

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