ハウスマン(Alfred Edward Housman)(読み)はうすまん(英語表記)Alfred Edward Housman

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

ハウスマン(Alfred Edward Housman)
はうすまん
Alfred Edward Housman
(1859―1936)

イギリス詩人、古典学者。ロンドン大学ケンブリッジ大学のラテン語教授を務め、イギリス屈指の古典学者の1人に数えられる。またギリシア叙情詩に通じ、厳しく抑制された詩作シュロップシャー若者』(1896)で知られる。失意と厭世(えんせい)観が特色で、自然描写がみごとである。

[早乙女忠]

『星谷剛一訳『ハウスマン全詩集』(1976・荒竹出版社)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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