ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハゴロモジャスミン」の意味・わかりやすい解説 ハゴロモジャスミンJasminum polyanthum モクセイ科のつる性低木。中国南部原産。5~7小葉から成る羽状複葉が対生する。花は白く頂生または腋生し,複散形花序を形成。高盆形で5裂し,強い芳香がある。花冠の外側はしばしば淡紫桃色を帯びる。ジャスミン茶の原料にもなるマツリカや本種のように,ヤスミヌム(ソケイ)属には香りのよい花を咲かせる種類が多い。あんどん仕立ての鉢植えが流通する。比較的寒さに強く,東京近郊では住宅地のフェンスなどに利用されている。生育が旺盛なため,鉢植えは春または秋に植替える。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by