ハナサナギタケ(読み)ハナサナギタケ(その他表記)Isaria japonica

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハナサナギタケ」の意味・わかりやすい解説

ハナサナギタケ(花蛹茸)
ハナサナギタケ
Isaria japonica

子嚢菌類バッカクキン目セミタケ科のキノコで,ウスキサナギタケ Cordyceps takaomontanaの不完全時代である。地中に生活している鱗翅類幼虫に寄生し,それが蛹となる頃,宿主を殺して細い円柱状の子実体となって地上に伸び出てくる。色は白色で表面に分生子が密生し,分生子は中央がややくびれて繭形。完全時代のウスキサナギタケもまた蛹から出るが,これは頭部が太く楕円形となり,淡黄色で細かな粒状突起をもっている。この突起は被子器の開口部で,被子器は子実体内に埋没している。ウスキサナギタケはあまり多くないが,ハナサナギタケは日本の各地から台湾にかけて分布する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む