ハプトグロビン(その他表記)Haptoglobin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハプトグロビン」の意味・わかりやすい解説

ハプトグロビン
Haptoglobin

血清蛋白の一種。 Hpと略記する。蛋白質構造上の違いにより,3種の多型性変異を示す。ヘモグロビンと結びつく能力もち,古くなってこわれた赤血球から血清中に放出されるヘモグロビンを回収する機能を果すと考えられている。3種の出現頻度は人種,民族により異なる。遺伝型式がはっきりしているので,親子鑑定や卵性診断に使われる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む