ハンバリー学派(読み)はんばりーがくは

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ハンバリー学派」の意味・わかりやすい解説

ハンバリー学派
はんばりーがくは

イスラム教スンニー派の四大法学派の一つ。イブン・ハンバルを学祖とする。10世紀中ごろまではバグダードを中心として栄えた。その後13世紀にシリアに、イブン・タイミーヤ(1263―1328)、その弟子のイブン・カイイム・アルジャウジーヤなどの法学者が出たが、しだいに衰退していった。現代では四大法学派のなかではもっとも勢力が弱い。18世紀にアラビア半島でおこったワッハーブ派は、この派に属していたので、サウジアラビアではハンバリー学派が支配的である。この学派は、類推(キヤース)を極力排除し、コーランとスンナ(ムハンマドの言行によって指示された聖なる慣行)のみを法源とする伝統主義の立場をとって、思弁神学や神秘主義に反対した。

[竹下政孝]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

1 イソオウギガニ科のカニ。浅海にすみ、甲は丸みのある四角形で、甲幅13センチくらい。全体に黄褐色。甲の縁と脚に太いとげが多数ある。本州中部以南に産し、食用。2 ズワイガニの別名。鳥取・島根地方でいう...

松葉蟹の用語解説を読む