バロネット

世界大百科事典(旧版)内のバロネットの言及

【飛行船】より

…紡錘形のガス袋は全長44m,直径14mで,これに水素ガスを詰め,蒸気機関とプロペラの組合せで8km/hの速度が出せた。その後ガス袋に安い天然ゴム張りの木綿の布が用いられるようになって機体の大型化が進み,また小型・軽量の内燃機関の発達によって速度が増し,さらにバロネットの採用と水平舵および方向舵の改良とで操縦性が向上した。バロネットというのは,ガス袋の中に入れられた空気入りの小気囊で,低高度では空気を入れてガス袋内の圧力を保持し,高度が上がり対外気ガス圧が高まるとともに空気を排出して,柔らかい外皮で作られたガス袋そのものを船体とする軟式飛行船の形体を保持する役目をする。…

※「バロネット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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