日本大百科全書(ニッポニカ) 「パビーア」の意味・わかりやすい解説 パビーアぱびーあPavia イタリア北西部、ロンバルディア州パビーア県の県都。人口7万1074(2001国勢調査速報値)。ポー川との合流点から6キロメートル上流のティチーノ川沿いにあり、ロンバルディア平原の経済的中心地である。20世紀初頭以後、工業化が進み、機械(農業機械やミシン)、電子、繊維、化学などの分野が発達した。周辺農村では稲作や酪農も盛んである。12世紀に再建されたサン・ミケーレ教会、1361年創設の大学、14~15世紀の修道院がある。[堺 憲一] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例