コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

パレート法則(読み)パレートほうそく(英語表記)Pareto’s law

世界大百科事典 第2版の解説

パレートほうそく【パレート法則 Pareto’s law】

所得分布の型について最初に見いだされた経験法則。所得水準をy,y以上の所得を有する総人員数をNとし,A,pを定数とすれば, NAyp  (A>0,p>1) という関係が近似的に成立することを1897年にV.パレートは提唱した。この関係をパレート法則という。パラメーターpはパレート指数とよばれ,その値が小さいほど分布は不平等となる。後に発見されたジニ法則も完全平等の場合を除けばパレート法則と同等であることが知られている。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のパレート法則の言及

【所得分布】より

…各所得階層に対するウェイトのつけ方は指標によって異なるので,この場合,不平等の順序は計測に用いられる不平等の指標によって異なりうる。第3の方法は,パレート法則ジブラ法則を想定し,それらの法則を規定する密度関数のなかの一つのパラメーターの値で分布の不平等を比較するものである。なおパレート法則やジブラ法則が成立するとき,ローレンツ曲線は互いに交差しない。…

※「パレート法則」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

鑑定留置

被疑者・被告人が精神障害などで刑事責任能力を問えない可能性がある場合に、精神・心身の状態を鑑定するため、被疑者・被告人を病院などの施設に留置すること。捜査機関が裁判所に請求し、認められた場合に、期限を...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android