パロゾン(英語表記)Paro Dzong

デジタル大辞泉 「パロゾン」の意味・読み・例文・類語

パロ‐ゾン(Paro Dzong)

ブータン西部、パロ県の都市パロにある城。正式名称はリンプンゾン(「宝の山の城」の意)。パロ川に臨む高台に位置する。17世紀前半、建国の父と称されるシャプトゥン(ガワン=ナムゲル)がチベットに対する防備チベット仏教ドゥルック派の布教の拠点として建造。現在は県庁が所在し、仏教寺院、僧院として利用される。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android