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パロ Parrot, André

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

パロ
Parrot, André

[生]1901.2.15. デサンダン
[没]1980.8.24. パリ
フランスの考古学者。パリ神学大学とパリ大学で旧約聖書学を学び,ルーブル学院でアッシリア学を専攻。 1926年エルサレムのフランス考古学学院に配属され,1928年ビブロス発掘に参加。 1930~31年および 1935年テルロー発掘を指揮。 1933年以降マリ発掘の調査団長として 10回以上の発掘を行なう。 1937年ルーブル学院教授,1945年ルーブル博物館長。主著『メソポタミアの考古学』 Archéologie mésopotamienne (2巻,1946~52) ,『ジッグラトとバベルの塔』 Ziggourats et Tour de Babel (1949) ,『シュメール』 Sumer (1960) ,『アッシュール』 Assur (1961) 。

パロ
Paro

ブータン西部の町。首都ティンプーの南東約 35km,ウォン川支流パロ川の河谷平野,標高約 2400mの水田地帯にある。谷沿いに通るチベットとの古くからの交通路要地で,パロ・ゾン (リンプン・ゾンともいう) と呼ばれる城塞が建てられている。ゾンの中に地方行政庁と僧院があり,ほかに離宮,美しい仏舎利塔,タグ・ゾンに設けられた国立博物館がある。ブータンの文化の中心地の一つであり,観光地として訪れる人もふえている。人口 3000 (1982推計) 。

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デジタル大辞泉の解説

パロ(Paro)

ブータン西部、パロ県の都市。同県の県庁所在地。標高約2300メートル、パロ川が流れる谷間に位置する。同国唯一の国際空港をもつ。17世紀前半、建国の父と称されるシャプトゥン(ガワン=ナムゲル)がチベットの侵攻に備えて建造した城パロゾン、国立博物館などがある。

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世界大百科事典 第2版の解説

パロ【Paro】

インド亜大陸北東部,ブータン西部の都市。大ヒマラヤ山脈から南東に延びる支脈に囲まれた標高約2300mのパロ盆地にある。ウォン川の支流パロ川が流れるブータン山間部では最も大きな谷底平野で,水田が広がる。4層の離宮,リンチェン・ポン・ゾン(パロ・ゾン。ゾンは〈城塞〉の意)をもち,街村状のバーザールが所在する。同城はラマ教寺院と政庁とが合体した構造をもち,ブータン建築の代表例とされる。近くのタ・ゾンには国立博物館が開設されている。

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