僧院(読み)そういん

大辞林 第三版の解説

そういん【僧院】

僧が住む建物。寺院。てら。また、修道院などをいう。

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世界の観光地名がわかる事典の解説

そういん【僧院】

オーストリア北東部、「ウィーンの森」の東麓、バーデン郡(Bezirk Baden)の村サッテルバッハにある修道院。首都ウィーンの南約25kmほど、バーデン(バーデン・バイ・ヴィーン)の町の西約15kmに位置する。ここはオーストリア辺境伯・レオポルド3世(1073~1136年)により1133年に創建された、同国最古かつシトー修道会としては世界最古の修道院である。重厚なロマネスク様式とゴシック様式が渾然一体となった聖堂や列柱回廊の中庭がある。聖堂の草花模様のステンドグラスは13世紀のものである。院の修道士によるクレゴリオ聖歌などの宗教音楽は世界的に有名で、日本でもCDが発売されている。◇正式名称は「ハイリゲンクロイツ(聖なる十字架)の聖母修道院」。

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精選版 日本国語大辞典の解説

そう‐いん ‥ヰン【僧院】

〘名〙
① 寺で僧の住居である建物。また、広く寺院をいう。
※本朝無題詩(1162‐64頃)七・秋日山家眺望〈藤原敦光〉「樵渓有路通秋嶺、僧院無墻対暮林
※旅日記から(1920‐21)〈寺田寅彦〉一「僧院の廊下へはひって見ると」 〔白居易‐新秋喜涼因寄兵部楊侍郎詩〕
② 修道院。
※搦手から(1915)〈長谷川如是閑〉フェルビゲラチオン「細君は絶望して、尼になって僧院(ソウヰン)に入るから暇を呉れと云ひだした」

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世界大百科事典内の僧院の言及

【寺院建築】より

…やがて定住者の修道院としての機能や組織がととのえられてゆくが,この傾向はすでに釈迦在世中から見られるらしい。ビハーラとは比丘の住房を指し,後に語義が拡大されて僧院とか精舎を意味するようになった。釈迦在世中の僧院として祇園精舎や竹林精舎などの名が文献上知られるものの,その実態は明らかでない。…

【ビハーラ】より

…サンスクリットで散策すること,およびその場所をさす原義から,仏教やジャイナ教の出家者の住房,さらには僧院,精舎を意味し,音訳して毘訶羅(びから)という。出家修行者は元来は遊行を続け定住せず,遊行が不可能な雨季には仮設の住房で共同生活を送った。…

※「僧院」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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