ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説 パーペンディキュラー様式パーペンディキュラーようしきPerpendicular style イギリスにおいてゴシック建築後期の 1360~1550年頃に行なわれた建築様式(→イギリス・ゴシック様式)。とりわけ垂直線を強調するところに特色があり,垂直様式ともいう。窓面を飾るトレーサリー,外壁,バットレスなどが,すべて垂直線を意識させるよう工夫されている。グロスター大聖堂,キングズ・カレッジ礼拝堂,ウェストミンスター寺院のヘンリー7世礼拝堂はその代表的な例。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by