パーペンディキュラー様式(読み)パーペンディキュラーようしき(その他表記)Perpendicular style

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

パーペンディキュラー様式
パーペンディキュラーようしき
Perpendicular style

イギリスにおいてゴシック建築後期の 1360~1550年頃に行なわれた建築様式(→イギリス・ゴシック様式)。とりわけ垂直線を強調するところに特色があり,垂直様式ともいう。窓面を飾るトレーサリー外壁バットレスなどが,すべて垂直線を意識させるよう工夫されている。グロスター大聖堂キングズ・カレッジ礼拝堂ウェストミンスター寺院のヘンリー7世礼拝堂はその代表的な例。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 ゴシック様式

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む