翻訳|buttress
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… のぞき切り立った山稜で,そこから直下に深い谷を見下ろせる場所。 バットレスbuttress屹立(きつりつ)した壁状の岩稜。 ピトンpitonハーケンHaken(ドイツ語)と同じ。…
… のぞき切り立った山稜で,そこから直下に深い谷を見下ろせる場所。 バットレスbuttress屹立(きつりつ)した壁状の岩稜。 ピトンpitonハーケンHaken(ドイツ語)と同じ。…
…切取りや盛土をした法面(のりめん)(斜面のこと)が,自然のままでは土の圧力で崩壊するおそれのあるとき,土圧に抵抗して土の崩れるのを防ぐためにつくられる壁状の構造物。擁壁は石積(コンクリートブロック積)擁壁とコンクリート擁壁の2種に大別され,コンクリート擁壁はその構造により,さらに重力式擁壁,半重力式擁壁,片持梁式擁壁,控え壁擁壁,支え壁擁壁(控え壁擁壁と支え壁擁壁の二つを扶壁(ふへき)あるいはバットレスbuttressという),特殊擁壁などに分類される(図)。石積擁壁は石を積み上げてつくるもので,一般の土木工事,道路,河川,鉄道などで法面の高さが低い場合に盛んに使用される。…
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[教会堂建築の新様式]
ゴシック美術の様式はまず建築,ことに教会堂建築によって実現されたが,これと協和して形成された彫刻,絵画,工芸に対しても,総括的にこの様式の名称が適用される。ゴシック教会堂建築の特徴としては,一般に構造技術上の3要素,すなわちリブ・ボールトribbed vault,尖頭アーチpointed arch,フライイング・バットレスflying buttress(飛控え)があげられ,その組織的適用によって,仰高性のいちじるしい建築様式が成立しているとされる(ゴシック建築のうちには,木造天井を架して,しかも仰高性をあらわしている例もあるが,様式形成の主導力となったのは石造ボールト建築である)。この3要素はすでにロマネスク建築にもあった。…
…切取りや盛土をした法面(のりめん)(斜面のこと)が,自然のままでは土の圧力で崩壊するおそれのあるとき,土圧に抵抗して土の崩れるのを防ぐためにつくられる壁状の構造物。擁壁は石積(コンクリートブロック積)擁壁とコンクリート擁壁の2種に大別され,コンクリート擁壁はその構造により,さらに重力式擁壁,半重力式擁壁,片持梁式擁壁,控え壁擁壁,支え壁擁壁(控え壁擁壁と支え壁擁壁の二つを扶壁(ふへき)あるいはバットレスbuttressという),特殊擁壁などに分類される(図)。石積擁壁は石を積み上げてつくるもので,一般の土木工事,道路,河川,鉄道などで法面の高さが低い場合に盛んに使用される。…
※「バットレス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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