ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヒトインスリン」の意味・わかりやすい解説 ヒトインスリンhuman insulin 糖尿病治療に用いられるインスリンは従来,ブタやウシの膵臓から精製して製剤化されていたが,これらの動物由来のインスリンは,アミノ酸の配列がヒトインスリンとは若干異なっていた。 1980年代,ヒトインスリンを大腸菌の遺伝子操作で製造する技術が確立し,現在ではヒトインスリン製剤への代替が進んでいる。成長ホルモンと並んで,最も早く遺伝子工学製品が普及する医薬品となった。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヒトインスリン」の意味・わかりやすい解説 ヒトインスリンひといんすりん →インスリン製剤 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by