ヒメイチゲ(読み)ひめいちげ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヒメイチゲ
ひめいちげ / 姫一花
[学]Anemone debilis Fisch.

キンポウゲ科の多年草。地下茎は白く、紡錘状に膨らむ。茎は高さ10センチメートル以下。茎葉は3枚、3全裂し、裂片は細長い。5~7月、茎の先に径約1センチメートルの白色花を1個開く。名は、全体が同属のイチリンソウ(別名イチゲソウ)に似ているが、小形であることによる。亜高山の針葉樹林下に生え、近畿地方以北の本州、北海道、および中国東北部、東シベリアに分布する。[門田裕一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

未必の故意

犯罪事実の発生を積極的には意図しないが、自分の行為からそのような事実が発生するかもしれないと思いながら、あえて実行する場合の心理状態。→故意[補説]作品名別項。→未必の故意...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android