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ビテュニア Bithynia

世界大百科事典 第2版の解説

ビテュニア【Bithynia】

小アジア北西部の古称。山岳地帯ではあったが海岸部に良港をもち,肥沃な平野,牧草地にも恵まれ,良材,果物,穀物,大理石などを産した。住民はトラキア系であり,固有の風俗習慣を守っていた。沿岸地帯にギリシア人の植民都市が建設されるにつれて両者の間には戦争が生じた。アケメネス朝ペルシアの支配下では不完全ながらも自治を保ち,ディアドコイ戦争の混乱時にビテュニア王国が成立した(前298か前297)。前3~前2世紀初めにかけて隣国との国境地帯やギリシア人植民都市を占領・併合し,ヘレニズム文化を吸収して強国となった。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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