ビラ・ジュリア国立美術館(読み)ビラ・ジュリアこくりつびじゅつかん(その他表記)Museo Nazionale di Villa Giulia, Roma

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ビラ・ジュリア国立美術館
ビラ・ジュリアこくりつびじゅつかん
Museo Nazionale di Villa Giulia, Roma

イタリアローマにある美術館。建物は教皇ユリウス3世の別荘 (1550建造) で,1889年にローマ時代以前の古代遺物を収集する国立美術館となった。青銅像,テラコッタ,金製品その他のエトルリア美術を収蔵する第一級の美術館である。ウルキ,タルクイニア,チェルベテリ,ウェイー (ベイオ) などからの出土品とバルベリーニ・コレクション (1903購入) ,カステラーニ・コレクション (1919寄贈) などが中核をなす。おもな収蔵作品には,『ベイオのアポロン像』『夫婦の石棺』『獅子の石棺』などがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む